(→光子力研究所) |
Mago Gagaga (トーク | 投稿記録) 編集の要約なし タグ: rte-source |
||
2行目: | 2行目: | ||
== 作品概要 == |
== 作品概要 == |
||
+ | [[ファイル:Mazinger_Z.jpg|thumb]] |
||
巨大な人型ロボットに主人公が乗り込み操縦するという、現在「巨大ロボットアニメ」と呼ばれる分野に分類される初めての作品<ref>ここでの「巨大ロボットアニメ」は「人間が搭乗して操縦するロボット」という意味である。「外部から遠隔操作」を含めれば月刊『少年』1956年7月号別冊付録に掲載された『[[鉄人28号]]』が最初。本作よりも少し早く1972年(昭和47年)10月4日から人間が巨大ロボットと融合して闘うアニメ『[[アストロガンガー]]』が放送されている。ただし主役のヒーローとなるロボットでなく、悪役の「怪ロボット」には有人操縦のものが過去にも存在する(1952年に映画祭で公開、1953年に一般公開されたフランス映画『[[王と鳥|やぶにらみの暴君]]』の灯台様ロボット、昭和33年(1958年)の[[水木しげる|東真一郎]]の貸本漫画『怪獣ラバン』に登場するラバン17号、及び『怪獣ラバン』を焼き直して昭和41年(1966年)5月22日~7月3日に週刊少年マガジンに連載された『[[墓場の鬼太郎]]』の『大海獣』に登場した鉄の大海獣等。永井が愛読したという「鉄腕アトム」の「火星探検」(1954年)にも、目測3~4mほどの人が乗り込む戦闘ロボット兵器が登場する)。</ref>であり、後の『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』等の起源となる日本TVアニメの歴史において大きな節目となった作品である。 |
巨大な人型ロボットに主人公が乗り込み操縦するという、現在「巨大ロボットアニメ」と呼ばれる分野に分類される初めての作品<ref>ここでの「巨大ロボットアニメ」は「人間が搭乗して操縦するロボット」という意味である。「外部から遠隔操作」を含めれば月刊『少年』1956年7月号別冊付録に掲載された『[[鉄人28号]]』が最初。本作よりも少し早く1972年(昭和47年)10月4日から人間が巨大ロボットと融合して闘うアニメ『[[アストロガンガー]]』が放送されている。ただし主役のヒーローとなるロボットでなく、悪役の「怪ロボット」には有人操縦のものが過去にも存在する(1952年に映画祭で公開、1953年に一般公開されたフランス映画『[[王と鳥|やぶにらみの暴君]]』の灯台様ロボット、昭和33年(1958年)の[[水木しげる|東真一郎]]の貸本漫画『怪獣ラバン』に登場するラバン17号、及び『怪獣ラバン』を焼き直して昭和41年(1966年)5月22日~7月3日に週刊少年マガジンに連載された『[[墓場の鬼太郎]]』の『大海獣』に登場した鉄の大海獣等。永井が愛読したという「鉄腕アトム」の「火星探検」(1954年)にも、目測3~4mほどの人が乗り込む戦闘ロボット兵器が登場する)。</ref>であり、後の『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』等の起源となる日本TVアニメの歴史において大きな節目となった作品である。 |
||
740行目: | 741行目: | ||
{{DEFAULTSORT:ましんかあせつと}} |
{{DEFAULTSORT:ましんかあせつと}} |
||
− | [[en:Mazinger Z]] |
+ | [[en:Mazinger Z (series)]] |
− | [[es:Mazinger Z]] |
+ | [[es:Mazinger Z, La Serie]] |
[[Category:マジンガー|*]] |
[[Category:マジンガー|*]] |
||
[[Category:漫画作品]] |
[[Category:漫画作品]] |
||
[[Category:アニメ作品]] |
[[Category:アニメ作品]] |
||
+ | [[カテゴリ:アニメ]] |
2017年9月16日 (土) 01:02時点における版
『マジンガーZ』(マジンガーゼット)は、永井豪作の漫画、およびそれを原作とする東映動画のアニメ作品。その作中で主人公が乗り込む巨大ロボットの名称でもある。
作品概要
巨大な人型ロボットに主人公が乗り込み操縦するという、現在「巨大ロボットアニメ」と呼ばれる分野に分類される初めての作品[1]であり、後の『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』等の起源となる日本TVアニメの歴史において大きな節目となった作品である。
本作は、番組内容を商品展開や雑誌企画と連動させるメディアミックス的な展開も成功を収めた。その結果TV放映は2年近い長期放映となり、続編の『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』と合わせると4年を越える長期シリーズとなった。この成功により、TVアニメに「巨大ロボットもの」というジャンルが確立された。永井は本来はシリーズとしては2部、もしくは3部作として構想されており、完結編にはゴッドマジンガーを冠させる予定であったと、文庫版マジンガーZのインタビューなどで語っている。
アニメの方は日本で視聴率が最高30%を超える大ヒットを果たした後海外でも放映され、視聴率80%を稼いだスペインやイタリアなどヨーロッパを初めとして世界各国で人気を博している。
内容
人間が乗り込んで操縦することで動く巨人ロボット「マジンガーZ」。 祖父が作ったこのロボットを受け継いだ高校生「兜甲児」が、マジンガーZに乗り込み、世界征服を狙う悪の科学者・Dr.ヘル(地獄)が送り出す機械獣(本作品における敵の巨大ロボットの総称)と戦う物語。
テンプレート:ネタバレ
漫画版
連載雑誌
- 『週刊少年ジャンプ』(集英社)の1972年10月2日号 - 1973年8月13日号。
- 掲載順に大雑把な内容区分をするならば、I.「マジンガー誕生編」・II.「ドグラ・マグラ編」・III.「にせマジンガー編」・IV.「機械獣大作戦編」・V.「ローレライの歌編」・VI.「ブロッケンの妖怪編」・VII.「鉄十字とグロゴス編」・VIII.「マジンガー軍団編」の全8章となる。
- 二大軍団を倒されたドクターヘルがバードス島を動かし、自ら打倒マジンガーZに乗り出すところで「つづきはテレビで見てね!」と呼びかける、変わったスタイルで終了した。最初の単行本であるジャンプ・コミックス全4巻は、対グロゴス戦の戦闘開始までを収録して未完。続刊予定で他作品の単行本巻末で5巻の発売が告知されたものの結局発売されず、全巻が絶版になった。
- 当時、作者は漫画家として一つのピークを迎えており、同時並行で週刊少年マガジンにも『デビルマン』を連載する健筆ぶりだった。後に作者がインタビューで答えている内容からも薄々窺えるが、作者自身の作家魂とその作品的ウエイトは『デビルマン』にシフトしつつあり、ジャンプ連載版「Z」が遂に未完に終わったのは人気不振に伴う「打ち切り」とも無縁で、むしろ人気が高すぎたため、雑誌カラーを逸脱するのを恐れたジャンプサイドからの区切りを求める声もあったという。言わば持てる力を一極集中させるための「身辺整理」といった意味合いが強かった。
- 『少年ジャンプ』三代目編集長西村繁男著「まんが編集術」(白夜書房)の証言「この頃、永井さんは仕事も多かったけど、結局、ダイナミックプロという会社になって、兄弟が社長になったりして、マネージメントが非常に厳しくなるんです。原稿料はボンボンつり上がるし、その辺から『マジンガー』を短期で終わらせざるをえなかったんです。これは永井さんの知らないところで、マネージャーが交渉するんですね。本人、全然知らないから、何年もたってから『ジャンプ』でやりたいっていったらしいけど、「いや、おたくは原稿料がシビアーだから」っていって、こういうこともあったよっていろいろ話したら、本人、全然知らなかったのね」
- 『テレビマガジン』(講談社)の1973年10月号 - 1974年9月号。
- 各話20P前後の読み切り形式。作中のデザインはTVアニメに準拠したものへ描き直された。ストーリーが再構成され、エピソードの順番が週刊少年ジャンプ版とは異なる。全13回。
- 『テレマガ』は元々『仮面ライダー』中心の雑誌としてスタートしたが、後番組として『仮面ライダーV3』が出た時点で、近い将来のライダーブームの落ち込みを予測していた(詳細はテレビマガジン#初代編集長・副編集長を参照)。そして『ライダー』に代わる目玉キャラクターを探していた所、ちょうどダイナミック・プロが次の漫画掲載誌を探していたことから、『テレマガ』で連載移行となり。編集部は「まさに渡りに船」と語っている。
- 現在出版されている単行本各種は、ジャンプ版の原稿を切り貼りして修正したテレビマガジンの加筆版が主で、ジャンプ版未収録のグロゴス戦の続き、マジンガー軍団、ドクターヘルとの最終決戦などが追加され、前述の「つづきはテレビで見てね!」もカットされている。講談社漫画文庫版では、ジャンプ版とテレビマガジン版の両方が初出に非常に近い形態で収録されている。
ストーリー
ここではTVアニメ版と違う点のみ表記
兜十蔵博士は、地震で瓦礫の下敷きになって死亡する直前、息子夫妻を実験中の事故で死なせたことへの償いから、孫の甲児に、光子力を動力にする超合金Z製のロボット「マジンガーZ」を与えた。十蔵のビジュアルや言動はアニメ版より遥かにマッドサイエンティスト風であり、ある意味ドクター・地獄(ヘル)と同等のキャラクターとして描かれている。
ドクター・地獄(ヘル)の巨大ロボット群を使った日本侵攻が始まった時、甲児はマジンガーZを操り、ヘルの野望を打ち砕くために戦い始める。
- 甲児が最初にZを起動させた際、アニメ版は誤ってシローを踏みつけそうになる程度だが、原作では甲児の本意ではないにせよ市街地で大暴れしている。
- ドクター・地獄(ヘル)の部下は、テンプレート:要出典範囲。ジャンプ連載時にはピグマン子爵は登場せず、その後テレビマガジン連載時に登場。
- ヘル一味の武力が改造巨大ロボット「機械獣」なのは同じだが、ジャンプ連載版だけでもドグラS1・マグラF2、バマラスY1、マリオN7、グロゴスG5など、第1期及び2期のOPには登場するもののアニメ本編未登場の機械獣が多く存在し、テレビマガジン連載版に至っては全て作者オリジナルでアニメ未登場。
- アニメ版に登場した原作機械獣でも、ファイアゴーストV9→グレンゴーストC3、バルガスV5→ベルガスV5といった具合に原作から名前が変更されたり、キングダンX10やグロッサムX2のように能力・武装が変更された例も多い。
- 『週刊少年ジャンプ』連載版にボスは登場するが、アニメ版の放映中に連載が終了したためボスボロットは登場しない。ボスはアニメ版よりも甲児の恋敵・悪友的な要素が強調されている。
- ヒロインの弓さやかは勇敢な少女ではあるが、アニメ版よりはおっとりした性格になっており、甲児に対しても素直に好意を示している。愛機アフロダイAは海底要塞サルード自爆と運命を共にして喪失。後継機はビューナスA(『グレートマジンガー』のビューナスともデザインが異なる)。ダイアナンAはジャンプ連載版には登場しない。
- 「ローレライの歌」篇に登場するシュトロハイム博士のロボットの名が、原作ではドナウα1であり、アニメ版61話のラインX1とデザインも若干異なる。さらにドナウα1は登場当初は黒でローレライが合体することで青くなるという作中の台詞があり、(モノクロの漫画版では黒いままで、変化しているのか視覚的には分からないものの)これは『美しき青きドナウ』に因んだ設定と思われる。OVA『CBキャラ 永井豪ワールド』第3話「これが最後だバイオレンスジャック!」にて1カット出演をしているが、この時のカラーは青であった。ちなみにローレライの像があるのはライン川であり、ドナウ川ではない。なお原作ではリバーF9にあしゅら男爵が乗り込み操縦していた。
- 暗黒寺闇太郎警部は「やくざの息子が警察官になった」と自称し、悪役的な言動を見せながらも甲児達に協力してDr.ヘルの組織を追う敏腕警部という役どころであったが、アニメ版は登場していない。
キャラクター
ここではTVアニメ版と違う点のみ表記する。
- 兜甲児(かぶと こうじ)
- キャラクターとしては、前作「ハレンチ学園」に登場した”山岸くん”こと山岸八十八(やまぎしやそはち)の発展形として設定した、と作者がインタビューで後に語っている。またアニメ版では、兜邸にルミというお手伝いがいて身の回りの世話をしていたが、原作ではお手伝いさんや家政婦も置かれておらず、料理も含め甲児が賄い仕事全般を器用にこなしている。
- 弓さやか(ゆみ さやか)
- キャラクターとしては、前作「ハレンチ学園」に登場し、本作にもワンカット登場する”十兵衛”こと柳生みつ子(やぎゅうみつこ)を強く意識した、と作者がインタビューで後に語っている。またアニメ版では高校に通っていないが、原作では甲児と高校のクラスメートである点も大きな違い。なお、ジャンプ連載時にはさやかのロングヘアーに茶髪のようなトーンが貼られていたが、コミックス化に際しコマ単位で全面的に黒くベタ塗りされた。1999年に講談社漫画文庫から出版されたジャンプ連載時のまま収録した完全復刻版(全3巻)は茶髪のオリジナル。
- ボス
- 固有名が設定されておらず、ブロッケン伯爵相手に「本名は俺も作者も知らない」云々と苦笑いしながら自己紹介している。アニメ版のような半袖Tシャツではなく、もっぱら学ラン姿。なお、「棒田進(ぼうだすすむ)」とは1998年に連載された永井によるリメイク『Zマジンガー』中での呼称であり、本作と直接関係は無い。
- ヌケ
- 初登場時にムチャから「ボケ」と呼ばれる場面あり。学ラン姿。
- ムチャ
- アニメ版より長身であり、ボスと同じくもっぱら学ラン姿であった。
- 兜シロー(かぶと しろー)
- アニメ版よりも悪童ぶりが目立ち、言葉遣いも荒っぽい。パイルダーを操縦して機械獣ガミア三姉妹の一体(Q1)を撃破する活躍も見せた。
- 兜十蔵博士
- やや狂気じみた科学者。数多くの特許を持ち、その収入でマジンガーZを建造。突然の大地震で命を落とすが、死の直前に甲児にマジンガーZを与え「お前は神にも悪魔にもなれる」と言い放つ。孫のシローに「いきなり顔を見せるな」と罵られる程、顔に大きな傷のある隻眼の老人だったが、TVアニメ版では目も潰れていない温和な顔立ちの老人になっている。甲児、シローと三人で暮らしていた。二人にはやさしく、甲児にはすばらしくかっこいいおじいちゃんだぜ!俺は大好きさ!といっている。またアニメ版と違い、光子力研究所からは完全に引退していた。
- 弓弦之助教授
- 十蔵の弟子で光子力研究所の所長。ジャンプ連載時は弓弥之助(ゆみやのすけ)という名前で髪型やヒゲがアニメ版とかなり違っていたが、講談社でのコミックス化に際して、作者によりアニメに準拠した顔へコマ単位で全面的に描き直された。性格もアニメ版より若干アクティブかつアグレッシブに描かれていた。完全復刻版(全3巻)はボサボサ髪のオリジナル。
- 三博士(のっそり・もりもり・せわし)
- もりもりが短躯でメガネを着用、のっそりがメガネ・口ヒゲなしで極太の眉毛、といった具合に三人ともアニメ版と顔や頭身が微妙に異なる、出番はほんの僅か。
- ドクター・地獄(ヘル)
- アニメ版に垣間見られた、あしゅら男爵やブロッケン伯爵とのボケツッコミ漫才風のコミカルなやりとりは微塵も無く、ひたすらマッドサイエンティスト。バードス島の巨人伝説を巨人ロボットと信じ、発掘して機械獣軍団を発見し、世界征服をたくらむ。ちなみに『グレートマジンガー』の台詞にもあるように、ドクター・地獄(ヘル)は「五軍団」を組織しているが、あしゅら(鉄仮面)軍団と鉄十字軍団以外の三軍団については最終決戦ですら姿を現わさず不明である。
- あしゅら男爵
- ブロッケン伯爵
- どちらもアニメ版に比べて若く精悍なイメージにデザインされており、死に様も、連載終了時にグールがZに操縦系を破壊されて制御不能のままブード目掛けて墜落し両者とも死亡、と呆気ない最期を遂げている。またブロッケン伯爵は、ジャンプ連載版と講談社コミックス版では顔や服装のデザインが違っている。
- 鉄十字軍団
- 目の部分が原作では目全体が黒くベタ塗りされ、瞳が白抜きとなっている。その結果どこか髑髏を連想させる秀逸な効果が出ている。
原作のみの主なメカ
- ビューナスA
- アフロダイAの後継機として開発され、弓さやかが搭乗する。『グレートマジンガー』に登場するものとは若干デザインが異なる。当初から、背中にかかったロングヘアー状のパーツからのロケット噴射による飛行能力を有している点も大きな違い。武装として、両腕に超合金Z製のブーメラン「Zカッター」を装備しており、頭部の二本のアンテナから光子力ビームを発射。なお、さやかの体型をデザインベースとしており、このためのヌード写真撮影を巡ってさやかと三博士らが甲児も巻き込んで大騒ぎを繰り広げるというエピソードがある。ジャンプ版コミックス復刻に当たり、作者によって頭部の形状が著しく湾曲した炎ジュンのヘルメット風に描き直されており、OVA『マジンカイザー』に登場したさやかが操縦するビューナスAはこのバージョンに準拠したものだが、カラーリングは全く異なる。
- ミリオンα
- Dr.ヘルとの最終決戦に備えて生産された「マジンガー軍団」の一機。頭部に電磁砲を備えており、顔面をスライドさせて発射する。マニピュレーターはスパイク状。胸がコクピットになっている。上半身のみの女性型でありパイロットは元レーサーで双子のローリィとロール。健闘空しくコクピットである両胸を背後から機械獣に鷲掴みされ、そのまま握りつぶされた。
- なお、長谷川裕一の漫画『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』に登場した下半身は長谷川のオリジナル。OVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』にも登場し、怪鳥将軍バーダラーと刺し違えた。
- バイオンβ
- 「マジンガー軍団」の一機。胸部にルストハリケーンを備えており、首がコクピットになっている。ほっそりしたシルエットで、パイロットは東しゅん。機械獣の数を恃んだ力押しにより剣でバッサリ両断された。
- OVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』にも登場したが、ミケーネ軍の超人将軍ユリシーザーにパイロット共々、首を斬り飛ばされ瞬殺された。
- ダイオンγ
- 同じく「マジンガー軍団」の一機。胸の開閉式装甲板からブレストファイヤーを放つ。ずんぐりとしたデザインで喉元にコクピットがある。パイロットは元自衛官の大出政雄。脚部がブースターになっており歩行能力は低い。機械獣軍団の集中砲火を一身に浴びて爆発四散した。
- 長谷川裕一の『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』に登場した脚部と装甲板は長谷川のアレンジ。OVA『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』にも登場したが、ミケーネ軍の妖爬虫将軍ドレイドウの火炎放射で溶解された。
テレビアニメ
放送期間など
- 放送期間:1972年(昭和47年)12月3日から1974年(昭和49年)9月1日。
- 放送回数:全92話
- 放送時間:毎週日曜日19時 - 19時30分
- 放送局:フジテレビ系
- 制作:東映動画。旭通信社。
最高視聴率は、1974年3月17日放送(第68話「地獄の用心棒 ゴーゴン大公」)の30.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
最終回はそのまま『グレートマジンガー』に続く。
ストーリー
先史時代の人種・ミケーネ人の古代遺跡の調査チームの一員だったDr.ヘルは、偶然に巨大ロボット群を発見。これを使った世界征服を企み、ロボットの発掘後他の調査員達を殺害するが、兜十蔵博士には逃げられてしまう。
十蔵はDr.ヘルの野望を阻止するため、密かに建造した光子力で動く超合金Z製のロボット「マジンガーZ」を孫の甲児に託す。このときあしゅら男爵達の襲撃を受けて十蔵は死亡。甲児はマジンガーZで、Dr.ヘルの野望を打ち砕くために戦い始める。
Dr.ヘルの部下は、ミケーネの貴族夫婦のミイラを一体化したあしゅら男爵、ナチの鬼将軍のサイボーグであるブロッケン伯爵、マサイ族の頭部にピグミー族の上半身を合成したピグマン子爵。兵器はミケーネの物を改造した巨大ロボットの機械獣。虎の腰から人間の上半身が生えたミケーネ帝国の使者・ゴーゴン大公とも手を組み、ミケーネの技術で製造された強力な「妖機械獣」を貸与される。
さやかは甲児とは「ケンカするほど仲がいい」関係。ボスはボロットの登場でコメディ・リリーフの地位を確立する。原作ではチョイ役だった三博士もレギュラー化して、Zの新兵器開発などに活躍する。この他、料理番のみさとや後に甲児が留学・師事したアメリカの研究者ワトソン博士など、アニメオリジナルキャラクターも登場した。
キャラクター及び声優
光子力研究所
ロケーションは、富士山麓にあるとの設定。
- 兜甲児(かぶと こうじ):石丸博也
- 本作の主人公であり、祖父の十蔵が残したスーパーロボット、マジンガーZの操縦者。年齢16歳の高校生。抜群の運動神経を持ち、鍛え抜かれたオートバイテクニックを応用してZの性能を余すところなく引き出した。
- 東京に在住していたが、祖父の死をきっかけに光子力研究所近郊の木造住宅(弓教授が用意した)に移り住み、出動要請が出るとパイルダー号を発進させる。しかし自宅も鉄十字軍によって大破し、その後は研究所に移り住んだ。
- シローの宿題に苦戦するなど、勉強はあまり得意でないが(物理のテストで赤点をとったこともある)、戦闘における一瞬の判断力には鋭いものがある。性格はやや直情径行気味でおっちょこちょいな面もあるが、祖父の影響もあり正義を愛し決して悪を許さない江戸っ子気質の熱血漢。弓さやかとは互いに少なからず戦闘でのパートナー以上の好意を抱いているものの、双方とも気が強いため、つい喧嘩になることが多々あった。弟シローに対しては唯一の肉親ということもあり、面倒見の良い兄貴ぶりを見せている。社交的な性格であり目上には礼儀正しく所員からも信望は厚い。私服は白いタートルネックの長袖シャツに紺色の長ズボンであることがほとんど。
- 初期話数ではZの武装を知らなかったため無言で技を繰り出していたが、第5話以降は力強い声で技名を叫びながら繰り出すスタイルへと徐々に移行した。第3話ラストで戦闘の衝撃に耐えられるようヘルメットと戦闘服を弓教授と三博士より贈られ、第4話以降着用して出撃するようになる。
- 91話でDr.ヘル一味を壊滅させたが、新たな敵ミケーネの戦闘獣によってZは戦闘不能、甲児も重傷を負う。回復後、さやかと共に日本を発ちワトソン博士の下でロボット工学を学ぶべくワトソン研究所へ留学。
- 弓さやか(ゆみ さやか):松島トモ子(第1話~第13話)、松島みのり(第14話~第39話)、江川菜子(第40話~第92話)※第67話までエンドクレジットは「江川のり子」と表記
- 弓弦之助教授の一人娘で、アフロダイA・ダイアナンAの操縦者。高校には通わず研究所で教育を授けており、学生生活に少なからず憧れている。お転婆で勝気な性格。甲児に好意を寄せるが、素直になれず喧嘩することが多い。物凄く嫉妬心が強く、みさとはおろかミネルバXにさえもヤキモチを焼いたほど。『マジンガーZ対デビルマン』においては「ジェットスクランダーに比べたらガールフレンドなんて…」と言う甲児のセリフにも過敏に反応した。
- しかし、それも真実に甲児を愛する故の嫉妬であり、死線をさまよう甲児に対して独白したことも度々あった。
- ヘアバンドを常に着用、色はピンク以外にもいくつかのバリエーションがある。第38話まで黄色いツナギ風の戦闘服に茶色のブーツ姿だったが、第39話以降ピンクと白のヘルメット及びスカート、白いロングブーツ姿に変更された。弱点はくすぐり。
- ボスボロット登場後はボスとコンビを組むことも多くなり、コミカルな言動も目立ってくる。戦力的にはZに劣り甲児から足手纏い扱いされることもあったが、精神的なパートナーとして甲児をフォローすることも多かった。
- 第52話で彼女がZを操縦したことにより、後年のゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』に主人公以外のキャラクターが主人公メカを操縦する「乗り換え」という概念が登場する。なお甲児もアフロダイAに搭乗したこともあり『UFOロボ グレンダイザー』においてはボスボロットにも搭乗したこともある。
- 最終回で甲児と共に渡米。
- メインヒロインの声優が一時の代役などを含めずに3人もいるのは、当時でもかなり稀有な例である。ゲームでは2代目声優の松島みのりが演じることが多い。
- ボス:大竹宏
- 第3話より登場した東城学園の番長的存在で甲児のケンカ友達。17歳であるが甲児とは学年が同じで留年している模様。短気で腕っ節が強いのだけが取り柄。季節を問わず常にオレンジ色の半袖シャツを一張羅のように着用している。ごく初期には、ヌケ、ムチャ以外に名称不明の子分がもう2人いた。さやかに好意を寄せており、当初は甲児に反感を見せていたが、やがて良き友人となりZの戦いを側面から支援していく。甲児への対抗意識から、第48話で三博士を脅迫してボスボロットを造らせ、直接戦闘へと参加するようになる。
- 「〜だわさ」「〜わよ」といったオネエ言葉の語尾が特徴だが、これは大竹の方針から出たアドリブであり、脚本には書かれていなかった。
- ヌケ:富田耕生/ムチャ:田の中勇
- ボスの子分でいつも一緒に行動している。えび茶の長袖シャツにピンクのズボンで、いつも鼻水をたらし、何かと言うと「ボシュー(ボス〜)」と頼るのんびり屋がヌケ。緑の長袖シャツに薄茶のズボンで、首に黄色のマフラーを巻いた甲高い声のややせっかちな背の低い方がムチャ。どちらも第3話より登場。ボスボロットにもボスと一緒に乗り込み苦楽を共にした。意外と運動神経が良くスキーも上手い。
- 兜シロー(かぶと しろー):沢田和子
- 甲児の弟。やんちゃだが兄思い。年中ライトグリーンの半袖シャツに半ズボン姿である。キャラクターの名前は競走馬カブトシロー号にちなんだと言われている。原作に比べると、かなりおとなしい性格になった。
- 親類が兄・甲児しか居ないこともあり、父と接触した『グレートマジンガー』よりは描写も控え目で研究所で弓教授と戦闘を見守ることが殆どであった。
- 兜十蔵(かぶと じゅうぞう)博士:島宇志夫(第91話では加藤修)
- 甲児・シローの祖父。
- 光子力の平和利用を考えていた。Dr.ヘルの野望に対抗するべくマジンガーZを建造。第1話で鉄仮面軍団によって別荘を襲撃・爆破され瓦礫の下敷きとなって死亡するが、死に際に孫の甲児(とシロー)へZを託す。死後も甲児の夢や回想シーンなどで何度か登場している。
- 弓弦之助(ゆみ げんのすけ)教授:八奈見乗児
- 光子力研究所の最高責任者。さやかの父。元々は兜十蔵博士の一番弟子で助手を務めていた。常に冷静沈着で、悪には屈しない強い心を持っている。アフロダイA・ダイアナンAを開発し、ジェットスクランダーやジェットパイルダーなどマジンガーZに数々のパワーアップを行ない、世界平和に多大な貢献を果たす。
- 兜兄弟を実子と変わらず扱い、甲児とさやかの諍いも兄弟喧嘩程度にしか思っておらず、優しくたしなめる。
- 兜兄弟からは「先生」と呼ばれており絶大な尊厳を勝ちとっている。
- 甲児とさやかの留学後はシローを引取ることになるが、シロー本人の希望で科学要塞研究所に預ける。所長の兜剣造の素性を理解していたが、剣造の希望もありシローの実父であることは告げなかった。
- 三博士
-
- のっそり博士:北川国彦(第9話は緒方賢一、第79話は田の中勇)
- もりもり博士:矢田耕司
- せわし博士:大竹宏
- 第3話より登場した弓教授の助手。多くの場合、3人一緒に登場する。3人の名前は本名ではなく通称であることが第9話で判明。3人とも兜十蔵博士の弟子であった。趣味はボウリングだが、揃って恐ろしく下手。特にもりもり博士はアイアンカッター設計・開発の中心として活躍が目立っていたが、第79話にて鉄十字軍の罠にかかり地雷で爆死。
- みさと:山口奈々
- 第64話から登場したボスの遠縁でボス曰く「父親の祖父の祖母のおじのいとこ」で、気立ての良い美人。兜家に家政婦として雇われる。料理の腕も抜群だが、鉄十字軍団を向こうに回して機関銃で応戦したり、ヘリコプターを操縦してアクロバティックな飛行で脱走犯3人組をノックアウトするほどの女丈夫でもある。その高い能力を買われ、弓教授から光子力研究所の一員に招聘される。甲児と彼女との仲にさやかが激しく嫉妬する、というのがZ後半のストーリー展開において一種のお約束的なパターンにもなっていた。
科学要塞研究所
詳細はグレートマジンガーを参照
- 兜剣造(かぶと けんぞう)博士:柴田秀勝(第91話では大竹宏)
- 甲児の父。
- 第91話・第92話(第91話では気絶した甲児の回想中に母と共に)に登場。甲児が幼い頃、実験中の事故で死亡したとされていたが、これは表向きのことで、実はサイボーグ手術を受けて一命を取り留め、事情により姿を隠していた。新たな敵・ミケーネ帝国の戦闘獣に苦戦するZを助けるべく、自らが建造したグレートマジンガーを派遣する。甲児達を動揺させないため、父であることは伏せている。
- 剣鉄也(つるぎ てつや):野田圭一
- 第92話に登場。甲児の父・剣造の下でミケーネ帝国の戦闘獣に備えて訓練されていたグレートマジンガーのパイロット。マジンガーZ最大の危機を救い、そのまま日本の防衛を受け継ぐ。「俺は少々手荒いぜ!グズグズしてるのは苦手なんだ!!」・「今までのマジンガーZとはちょいと出来が違うぜ」など強気の発言が多い。重症の兜甲児を気遣いシローに見舞うことを遠慮させる配慮も見せており、グレートマジンガーとマジンガーZの対比も説いて納得させた。
地下帝国
- Dr.ヘル:富田耕生
- 悪の天才科学者。顔色が紫。地中海のバードス島で古代ミケーネの遺跡を発見、そこに残されていたロボットの技術をもとに作り上げた機械獣軍団を率いて世界征服を狙う。冷酷非情だが部下には情けをかけることも。第91話で飛行要塞グールを撃破されブロッケン伯爵と共に死亡した。しかし、後にミケーネ帝国によって戦闘獣へ改造され地獄大元帥として復活することになる。[2]
- あしゅら男爵:(男)柴田秀勝、(女)北浜晴子
- Dr.ヘルが古代ミケーネ人の夫婦のミイラを組み合わせてサイボーグ化した幹部。本人から見て右半身が女、左半身が男、原作漫画にはシャワーシーンも存在する。ヘルの腰のバックルが輝くと頭部と首が締め付けられる仕掛けがあり、決して逆らえない。武器は手に持つ杖から発する光線。また、女性に変身して撹乱させる作戦を得意としており、その際は声も女性側のものに統一。作戦に失敗しては「申し訳ございません」とヘルに土下座する。
- 海底要塞サルード(後にブード)を指揮し、古代ローマの兵士をモチーフにしたサイボーグ・鉄仮面軍団(あしゅら軍団)を率いる。
- ヘルへの忠誠心は厚いが、油断や慢心が多くマジンガーZに敗れ続ける。最後はブロッケンとの反目の末にヘルの元を飛び出し、ゴーゴン大公の支援を受けて単身マジンガーに挑み、ブードでZに特攻し壮絶な戦死を遂げた(第78話)。ヘルはその死に涙し死後、地獄城にはあしゅらの銅像が建てられている。
- デザイン原案は石川賢。当初は不気味な男二体の合成だったが、永井豪が片方を綺麗な女に変えた。
- ブロッケン伯爵:滝口順平
- 第39話から登場した、元ナチスの鬼将校。爆風で吹き飛ばされた首を自ら拾い上げて走った、という武勇伝を持つ。ナチスに招かれていたDr.ヘルの手でサイボーグとして甦り、戦後は彼の部下となる。首が胴体から離れて浮遊し、大抵の場合は首のない体が脇に抱えている。武器は腰のサーベルと拳銃。あしゅら男爵とは仲が悪く、協同作戦であっても互いの足を引っ張り合う事もしばしば。
- 飛行要塞グールを指揮し、ナチスの兵士をモチーフにしたサイボーグ・鉄十字軍団を率いる。デザインについて、あしゅらが縦分割なので次は横分割にしてみた、とは永井豪の言。ゴーゴン大公に意見しては首をムチではたかれる場面が再三見られる。第82話ではマジンガーZを操縦したが、まともに動かせない内に甲児に奪回されてしまった。
- 第91話でZの猛攻を受けて要塞グールを撃破されヘルと共に死亡。
- ピグマン子爵:矢田耕司
- 第83話より登場した新幹部。大男(マサイ族)の体の首から上の部分から小男(ピグミー族)の上半身が生えている。「ケーケケケケケケ」と不気味な声で笑う。自身の戦闘力が極めて高いため、特に配下や要塞を持たず専ら単独で行動。全身に火炎を纏って攻撃・口から火を吹く・手に持つ電撃ヤリ・盾から突風・分身・テレポート・妖術・幻術など、人間離れした多彩な能力を駆使して甲児らを大いに翻弄した。笑う時と術を使う時は小男の声、それ以外の普通の会話は大男の声と、二つの声色を持つ。
- 「野生」が強く、ヘルに対する忠誠心が薄い。第87話で光子力研究所の単身乗っ取りに成功するもヘルを裏切り、最後はZのマジンパワー光子力ビームを浴びて爆死した。その頭部は爆発後に五重塔の先端へ刺さり”晒し首”となった。
ミケーネ帝国
詳細はグレートマジンガーを参照
- ゴーゴン大公:加藤修
- ミケーネ闇の帝王の先遣隊として第68話から登場した、虎の背中から人間の上半身が生えている怪人。空を駆けることもできる。武器は手に持つムチと下半身の虎が有する鋭い牙と爪。鳴門海峡の大渦の下に居を構えて表向きはヘルに協力し、機械獣よりも強力な妖機械獣を貸し与えた。実はミケーネ帝国のスパイで地上の動向を探っていたので、最終決戦ではヘルからの援軍要請を黙殺して死に追い込み、その後は引き続いてミケーネの地上侵略の先陣を務める。マジンガーZが容易ならぬ敵であることを帝国に伝えたが、彼はグレートマジンガーの存在を知らず、ミケーネは大きな蹉跌を余儀なくされる。
- ヘル配下の幹部同士の確執には局外者としてのスタンスを保ち、第78話ではあしゅら男爵の臨終を看取るなど武人としての情に厚いところも見せている。
- 暗黒大将軍:富田耕生
- 第92話に登場(第91話にもシルエットのみが出ている)。ゴーゴンの報告を受け、Dr.ヘルとの戦いを終えたZを倒すべくグラトニオスとビラニアスを出動させた。
- ナレーション・次回予告:矢田耕司
各話ゲストキャラクター
- 兜家のお手伝い・ルミ:吉田理保子(第1話)
- 兜家が甲児の留守中にあしゅら男爵の襲撃を受けた際、シローをかばってあしゅらの放った光線を浴び死亡。
- おっぱいミサイルを考案した所員:野田圭一(第4話)
- 弓教授に掛け合い、アフロダイAの武装・強化を提唱した所員。しかもその時には既におっぱいミサイルは実装されており、さやかは早速テストしていた。1回だけの登場。
- 純一:富山敬(第12話)
- 甲児のクラスメートで、小型ロボット「バイコング」を製作した少年。あしゅらの手でバイコングを機械獣に変えられてしまう。
- ゴードン博士:宮内幸平(第18話)
- アメリカの科学者で、ロケット工学の権威。マジンガーZの水中戦における機動力アップに一役買う。
- リサ博士:杉山佳寿子(第18話)
- ゴードンの愛娘。
- 光雄:菅谷政子(第20話)
- シローのクラスメート。ガキ大将の鬼丸にいつもいじめられている。それを見たあしゅらは「世界一強くなれる」と唆し、ストロンガーT4のコクピットに閉じ込めてしまう。
- いじめっ子・鬼丸:山本圭子(第20話)
- ユリ:野村道子(第23話)
- 弓さやかの従姉妹で、足が不自由な少女。かなりのわがまま。あしゅらは彼女を人質にし、調子に乗って車椅子まで破壊。その結果、彼女は自分の足で逃げ出し、戦いに負けた挙句に足まで治すという結果になってしまった。
- 西条:若本紀昭(第26話)
- 犬好きの隻眼青年。ZとダイマーU5との戦闘中に野良犬ノラ公が戦いに巻き込まれて死んだことで、Zに怒りを覚え、更にそれを知ったあしゅらがノラ公の子を殺し、甲児に罪を擦り付けたため逆上、甲児をチェーンで滅多打ちにし、甲児の視力を奪ってしまった。だが全てを知って改心し、戦いの第2ラウンドで甲児の目の代わりになった。
- 山師・権太:加藤修(第30話)
- 山師・平助:山田俊司(第30話)
- 川で砂金を見つけて一儲けしようと企んでいた山師。太ったタラコ唇の方が権太、痩せて面長の方が平助。
- ひょんなことから機械獣ブルタスM3の胸に埋め込んだ巨大なダイヤモンドを見つけ、欲に目がくらんだ二人は大胆にも盗み出して機械獣から追われる羽目に。
- 山師なだけにダイナマイトを所持して鉄仮面らを翻弄するなどアブナイ男たち。その並外れた強欲さにはあしゅらでさえもあきれていた。
- 粕谷ひろし:山本圭子(第31話)
- あしゅらに父親を誘拐された少年。
- リコ:田中亮一(第34話)
- Dr.ヘルが光子力研究所に送り込んだスパイ。ジェットスクランダーの開発の進捗を報告した。
- 捨て子の母・理沙:山口奈々(第46話)
- 鬼頭:田中亮一(第51話)
- 不良グループ「ドクロ団」のリーダー。
- 鮎子:桂玲子(第51話)
- 鬼頭の妹。足に障がいが有る。
- ローレライ:吉田理保子(第61話)
- 詳細は「ラインX1」の項を参照。
- シュトロハイム・ハインリッヒ博士:神弘無(第61話)
- 詳細は「ラインX1」の項を参照。
- 青空ヒトミ:千々松幸子(第63話)
- クリーニング屋の看板娘。甲児たちの知り合いであるため、あしゅらは彼女に変装して光子力研究所に侵入する。
- 脱走犯3人組:柴田秀勝・山田俊司・矢田耕司(第64話)
- エリカ(エスピオナージR1):小原乃梨子(第67話)
- Dr.ヘルが送り込んだ女スパイサイボーグ。最後は甲児の愛によって裏切り、モントスQ3の弱点を教えて絶命。
- ジェロニモ:柴田秀勝(第76話)
- 暴走族のヘッド。スカーレットモビルを強奪する。
- ワトソン博士:加藤修(第86話・第87話)
- 後に甲児が留学・師事したアメリカの研究者。
- 甲児とシローの母:山口奈々(第90話・第91話)
- 90話は偽アンドロイド、91話は回想。
登場メカ
光子力研究所
Dr.ヘルの地下帝国
- 海底要塞サルード
- あしゅら男爵が指揮する母艦。上半分は人工島に擬装されている。水面下の本体部分は迷彩色に塗装されている。機械獣や潜水艦を多数搭載。人工島基部の巨大プロペラを回転させ海面に大渦を巻き起こすことも出来る。39話でマジンガーとの交戦により大破、喪失。デザインは美術の辻忠直。
- 海底要塞ブード
- 第44話から登場。サルードについで、あしゅら男爵が新たに与えられた超大型潜水艦といった趣の母艦。艦体最前部上面に起倒式の巨大な顔があり、口の部分が機械獣発進口となる。また発射口から渦を起こしたり、光線を発射することも可能。他にミサイルや魚雷などで武装。第78話にてあしゅらの捨て身の特攻でマジンガーにダメージを与えるが自らも大破、喪失。
- 飛行要塞グール
- ブロッケン伯爵が指揮する大型輸送機兼爆撃機といった趣の母艦。鳥もしくは翼竜をモチーフにしたデザイン。機械獣を多数搭載しており、口の部分のカタパルトから発進させる。煙幕を張り、人工雲にカムフラージュして敵の目を欺くことも出来る。主な武装は磁力光線やショックビーム、爆撃。第77話にて重傷のブロッケンに代り指揮を執ったあしゅら男爵のミスで地獄城へ激突して大破し、それが第78話であしゅらを単身自棄的な攻撃へ向かわせる事となる。第91話でZに撃墜されヘル一味は壊滅した。
- ヘルカー
- 主に鉄仮面が搭乗する、二人乗りの車両。ヘッドライト部分からミサイルや火炎放射で攻撃する。が、アフロダイやボロットから返り討ちにされる。
- 機械獣
- ヘルがバードス島で発見した、古代ミケーネ帝国の遺跡に残されていた(古代の超技術によって製造されていた)巨大ロボット。これらの巨人(ロボット)をヘルが改造し、バードスの杖で制御可能にしたものが機械獣である。その形状や能力は様々だが、ほとんどは多少なりとも人間に近い姿である。基本的に自律行動が可能で、「バードスの杖」から発する光線(電波?)によって起動・制御されるが、中にはスパルタンK5やジェノバM9のように命令を拒否し独自の行動を取る例もあった。名称には一部の例外(第6話)を除いてアルファベット1文字の記号と1 - 10の番号が付けられている。初期の設定では、記号はマジンガーZ攻撃用、ジャパニウム鉱石強奪用など用途別に分けられる予定だったが、本編中では特に意味を持たせていない。なお、機械獣の名前につくアルファベットには「Z」が使われていない。これは、「Z」には最終(最強)兵器の意味が込められているため、マジンガーZ以外には使われなかったとされているが対照的に、パートナーであるアフロダイ、ダイアナンには「A」が使われている。なお機械獣というネーミングは漫画版では機械獣の動きがロボットというよりも獣じみていたことから弓教授が名づけたものだが、いつの間にかDr.ヘル自身も用いるようになる。
- 妖機械獣
- ゴーゴン大公からヘルに貸与された機械獣。ミケーネのオリジナルの技術が使用され、ヘルの機械獣より(通常は)強力である。あるものはホバーパイルダーやアフロダイAの完全破壊などの殊勲を上げた。一方でマジンガーなしで撃破されてしまったものもある。主に神話などをモチーフにしていること、名前の記号がギリシア文字であることが特徴。番号はローマ数字とアラビア数字が混用されている。劇中ではヘルのそれと区別なく単に機械獣と呼ばれ、妖機械獣という呼称は一度も使われていない。
- ミネルバX
- 第38話に登場した、マジンガーZを女性化したようなロボット。元々は兜十蔵博士がマジンガーZのパートナーロボットとして設計したもの。あしゅら男爵が襲撃の際に奪った設計図を元にしてDr.ヘルが建造した。ブレストファイヤー、光子力ビーム、ロケットパンチ、ルストハリケーンなどマジンガーと同様の武器を装備しているが、素材は超合金ZではなくDr.ヘル製のスーパー鋼鉄。動力も光子力ではなく原子力での代用である。機械獣として現れたが、マジンガーと接近すると、腹部の「パートナー回路」が作動してヘルの制御を受け付けなくなり、マジンガーに友好的になった。しかし、機械獣アーチェリアンJ5の弓矢でパートナー回路を破壊されて暴走。原子力発電所へブレストファイヤーを発射する寸前にアフロダイAのミサイルで倒された。初めてZに出会った際や倒されてZに抱き抱えられた時には涙を流している。Zに膝枕して仲睦まじくデートする場面は後年「懐かしのTVアニメ特集」などでネタにされていた。
- スパロボでは仲間になる場合はパートナー回路を取り外し、コクピットを追加した有人機に改造されて運用されることが多く、場合によっては動力と装甲に光子力エネルギーと超合金Zが使用されている。
- ラインX1
- 第61話に登場したロボット。元々はヘルが甦らせたシュトロハイム・ハインリッヒ博士がヘルに依頼されて製作した機械獣だった。が、その電子頭脳パーツとなるべきアンドロイドの少女ローレライをまるで愛娘のように思い始めたことからヘルを裏切り逃亡し、ローレライと共に親子として暮らしていた。しかし、あしゅらに隠れ家を発見されて博士は死亡。シローと知り合い仲良くなっていたローレライは博士の死の間際に「自分がアンドロイドであり、シュトロハイムの娘ではないこと」「ラインX1と合体することで機械獣を遥かに超える高性能のスーパーロボットとなる」という衝撃の事実を告げられ、「ライバル兜十蔵博士のマジンガーZを打倒し、ラインX1が史上最高のロボットであると証明すること」を最後の願いとして託される。自分を生み育ててくれた父の遺志を叶えようと、シローの制止を振り切って頭のリボンを外し、ローレライはラインX1との合体を果たしZに挑戦する。しかし、善戦も空しくZに敗北し、頭部のムチで胸のローレライの顔を破壊して自決した。
- 原作の「ローレライの歌」篇をラストを除きほぼ忠実に映像化した一編だが、原作では「ドナウα1」という名称で、頭部の表情やボディラインが男性的なデザインになっており、最後はマジンガーZによって破壊された。ジャンプ掲載時にはわずか数ページで決着がついてしまったため、ジャンプコミックス及びサンコミックスへの収録時の2度に渡り加筆されている。
スタッフ
- 原作:永井豪、ダイナミックプロ
- 機械獣デザイン原案:永井豪、石川賢、五十子勝、桜多吾作、蛭田充、風進、村祭まこと
- 音楽:渡辺宙明
- 企画:春日東(旭通信社)、別所考治(フジテレビ)、有賀健、横山賢二(東映動画)
- 製作担当:江藤昌治、大野清→菅原吉郎
- キャラクターデザイン:羽根章悦(前期)、森下圭介(後期)
- 制作:東映動画、旭通信社
- スポンサー:大塚化学、ポピー、カルビー製菓
音楽
主題歌
- オープニングテーマ
- マジンガーZ
- 作詞:東文彦/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
- OP映像は40話から、ED映像は75話から各々変更された(歌は変更なし)。
- 子門真人によるカヴァー・ヴァージョンが存在する(ビクターの混載盤に収録、コーラスはヤング・フレッシュ)。
- 水木一郎は本曲を「名刺代わり」だと言っており、何度もセルフ・カヴァーしている他、センテンスを「...ゼッッット!」と締めくくるのがトレードマーク。
- エンディングテーマ
- ぼくらのマジンガーZ
- 作詞:小池一雄/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
挿入歌・イメージソング
- シングルが初出
- Zのテーマ
- 作詞:小池一雄/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
- 出撃シーンのテーマ曲。
- シングル収録曲ながら日本コロムビアの「テレビまんが主題歌のあゆみ」にも「B面コレクション」にも収録されていないのはA面の2曲目だったため。
- 以下の9曲は番組放送中の主題歌・挿入歌LPが初出
- 空飛ぶマジンガーZ
- 作詞:高久進/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
- テレビ版のジェットスクランダー出撃シーンで使われた他、劇場版ではOPに使われた。
- わが友マジンガーZ
- 作詞:土井信/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』でも使用。
- 戦う兜甲児
- 作詞:永井豪/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
- ドクターヘルのテーマ
- 作詞:春日東/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:ザ・スウィンガーズ
- マジンガー応援歌
- 作詞:中村しのぶ/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、ザ・スウィンガーズ
- マジンガー親衛隊
- 作詞:浦川しのぶ/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、ザ・スウィンガーズ
- マジンガーわがマシン
- 作詞:江口隆彦/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
- さやかのテーマ
- 作詞:浦川しのぶ/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:小野木久美子
- ジングジングマーチ
- 作詞:中村しのぶ/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:コロムビアゆりかご会
- 以下の3曲は1977年発売の英語版シングルが初出
- 原曲のカラオケ音源をそのまま使用。
- これが翌年の「英語盤 ささきいさお アニメヒットを歌う」というLP企画に繋がった。
- MAZINGER Z (「マジンガーZ」の英語版)
- 作詞:東文彦/訳詞:William Saylor/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:ささきいさお
- Z THEME (「Zのテーマ」の英語版)
- 作詞:小池一雄/訳詞:William Saylor/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:ささきいさお
- OUR MAZINGER Z (「ぼくらのマジンガーZ」の英語版)
- 作詞:小池一雄/訳詞:William Saylor/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:ささきいさお
- 以下の2曲は1978年発売のドラマ編LPが初出(その後、シングルカット)
- 二人になれば
- 作詞:浦川しのぶ/作曲:水木一郎/編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、ザ・チャープス
- ミネルバXに捧げる歌
- 作詞:浦川しのぶ/作曲:水木一郎/編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎
備考
- 第1話でマジンガーZが初始動するシーンに、同じ東映動画で芹川有吾演出の映画「わんぱく王子の大蛇退治」の音楽(作曲:伊福部昭)が使われている。
放送リスト
太字は、OVA『マジンカイザー』にも登場した機械獣(92話の戦闘獣は『マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍』に登場)
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 登場機械獣 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1972年 12月3日 |
1 | 驚異のロボット誕生 | 高久進 | 芹川有吾 | 羽根章悦 | 辻忠直 | 機械獣・ガラダK7 機械獣・ダブラスM2 |
12月10日 | 2 | ストップ ザ あしゅら軍団 | 勝田稔男 | 落合正宗 | 内川文広 | ||
12月17日 | 3 | マジンガーZ 消滅作戦 | 藤川桂介 | 勝間田具治 | 中村一夫 | 辻忠直 | 機械獣・グロマゼンR9 |
12月24日 | 4 | マジンガーZ 絶体絶命!! | 永樹凡人 大貫信夫 |
上村栄司 | 山崎誠 | 機械獣・ガイアQ5 | |
12月31日 | 5 | ゴースト マジンガー出現 | 高久進 | 白根徳重 | 若林哲弘 | 辻忠直 | 機械獣・キングダンX10 |
1973年 1月7日 |
6 | ドクター・ヘルの 二大機械獣 | 藤川桂介 | 勝田稔男 | 落合正宗 | 山崎誠 | 機械獣・ザイラ 機械獣・ダンチェル |
1月14日 | 7 | あしゅら男爵の 大謀略 | 山吉康夫 | 羽根章悦 | 辻忠直 | 機械獣・オゾネスB3 | |
1月21日 | 8 | 大魔神 アブドラの正体!! | 生頼昭憲 | 永樹凡人 | 機械獣・アブドラU6 | ||
1月28日 | 9 | デイモスF3は 悪魔の落し子 | 高久進 | 勝間田具治 | 中村一夫 | 山崎誠 | 機械獣・デイモスF3 |
2月4日 | 10 | 空飛ぶ 鉄腕ダイアン | 藤川桂介 | 高見義雄 | 森下圭介 | 機械獣・ダイアンN4 | |
2月11日 | 11 | 幻の巨砲ガレンを 爆破せよ!! | 高久進 | 白根徳重 | 羽根章悦 | 辻忠直 | 機械獣・ブライトンJ2 |
2月18日 | 12 | 裏切者! 巨大化ロボット・バイコング | 永樹凡人 | 上村栄司 | 山崎誠 | 機械獣・バイコング09(ゼロナイン) | |
2月25日 | 13 | 悪魔の 大回転攻撃!! | 藤川桂介 | 勝田稔男 | 落合正宗 | 辻忠直 | 機械獣・ゴロンゴS2 |
3月4日 | 14 | 怒れ! 眠れる巨人 スパルタン | 高久進 | 大貫信夫 | 上村栄司 | 山崎誠 | 機械獣・スパルタンK5 機械獣・モーダイルス |
3月11日 | 15 | 機械獣 大津波作戦 | 藤川桂介 | 勝間田具治 | 香西隆男 | 機械獣・チグルE7 機械獣・ゴリアスW3 | |
3月18日 | 16 | 兜甲児 暗殺指令!! | 勝田稔男 | 落合正宗 | 辻忠直 | 機械獣・バルカンP5 | |
3月25日 | 17 | 地底機械獣 ホルゾンV3 | 西沢信孝 | 中村一夫 | 穂積勝義 | 機械獣・ホルゾンV3 | |
4月1日 | 18 | 血のギャング海賊グロッサム! | 高久進 | 白根徳重 | 森下圭介 | 辻忠直 | 機械獣・グロッサムX2 |
4月8日 | 19 | 飛行魔獣デビラーX!! | 藤川桂介 | 山吉康夫 | 羽根章悦 | 山崎誠 | 機械獣・デビラーX1 |
4月15日 | 20 | 嵐を呼ぶ 機械獣ストロンガー | 高久進 | 笠井由勝 | 角田紘一 | 辻忠直 | 機械獣・ストロンガーT4 |
4月22日 | 21 | ゴーストタウンの決闘 | 藤川桂介 | 大貫信夫 | 上村栄司 | 穂積勝義 | 機械獣・ワインダーA2 |
4月29日 | 22 | 追撃!! 海底要塞サルード | 久岡敬史 | 菊池貞雄 | 辻忠直 | 機械獣・バランガM1 機械獣・バランガM2 | |
5月6日 | 23 | 機械獣ダムダム 大車輪作戦 | 白根徳重 | 朝倉隆 | 福本智雄 | 機械獣・ダムダムL2 | |
5月13日 | 24 | マッハ機械獣 ジンライ | 西沢信孝 | 中村一夫 | 辻忠直 | 機械獣・ジンライS1 | |
5月20日 | 25 | エアロス三兄弟 大噴火作戦 | 藤川桂介 高円寺博 |
大貫信夫 | 上村栄司 | 機械獣・エアロスB1 機械獣・エアロスB2 機械獣・エアロスB3 | |
5月27日 | 26 | 激突! サムライ甲児対 あしゅら機械獣 | 高久進 | 山吉康夫 | 若林哲弘 | 福本智雄 | 機械獣・ダイマーU5 |
6月3日 | 27 | アフロダイA 生捕り作戦 | 笠井由勝 | 森下圭介 | 機械獣・ベルガスV5 | ||
6月10日 | 28 | 黒い指令 超合金略奪作戦 | 布勢博一 | 芹川有吾 | 白土武 | 辻忠直 | 機械獣・ホーガスD5 |
6月17日 | 29 | 大逆転 マジンパワー!! | 藤川桂介 | 西沢信孝 | 中村一夫 | 福本智雄 | 機械獣・グレンゴーストC3 |
6月24日 | 30 | 危うしシロー マジンガーZ出動せよ!! | 高久進 | 白根徳重 | 朝倉隆 | 辻忠直 | 機械獣・ブルタスM3 |
7月1日 | 31 | 人質機械獣 電磁波作戦 | 藤川桂介 | 笠井由勝 | 森下圭介 | 福本智雄 | 機械獣・メガロンP1 機械獣・メガロンP2 機械獣・メガロンP3 |
7月8日 | 32 | 恐怖の 三っ首機械獣 | 山浦弘靖 | 芹川有吾 | 若林哲弘 | 辻忠直 | 機械獣・ゲルベロスJ3 |
7月15日 | 33 | 大空襲! バラスKは 空の無法者 | 高久進 | 大貫信夫 | 上村栄司 | 福本智雄 | 機械獣・バラスK9 |
7月22日 | 34 | 紅い稲妻 空とぶマジンガー | 久岡敬史 | 白土武 | 辻忠直 | 機械獣・ジェノサイダーF9 | |
7月29日 | 35 | 死神機械獣 デスマの猛襲 | 藤川桂介 | 西沢信孝 | 中村一夫 | 福本智雄 | 機械獣・デスマA1 |
8月5日 | 36 | 五大湖にすむ 変身機械獣 | 高久進 | 白根徳重 | 朝倉隆 | 辻忠直 | 機械獣・グラナダE3 |
8月12日 | 37 | 闇からの使者 スクランダー必殺 | 高円寺博 | 大貫信夫 | 上村栄司 | 福本智雄 | 機械獣・ロクロンQ9 |
8月19日 | 38 | 謎のロボット ミネルバX | 藤川桂介 | 芹川有吾 | 若林哲弘 | 辻忠直 | 機械獣・アーチェリアンJ5 ミネルバX |
8月26日 | 39 | 捨身の挑戦! 真紅の海のサルード | 高久進 | 笠井由勝 | 森下圭介 | 福本智雄 | 機械獣・ザリガンG8 |
9月2日 | 40 | 悪魔の支配者 ブロッケン伯爵 | 白土武 | 辻忠直 | 機械獣・グレイダーF3 | ||
9月9日 | 41 | 折れた翼 大空の死闘 | 芹川有吾 | 中村一夫 | 福本智雄 | 機械獣・カーマK5 | |
9月16日 | 42 | 魔の指令!! 空陸集中攻撃 | 藤川桂介 | 山吉康夫 | 森利夫 | 辻忠直 | 機械獣・デルダンV8 |
9月23日 | 43 | 突撃!! パラシュート奇襲部隊 | 高久進 | 白根徳重 | 朝倉隆 | 福本智雄 | 機械獣・ジャイローンJ1 |
9月30日 | 44 | 大進撃!! 新海底要塞ブード | 藤川桂介 | 大貫信夫 | 上村栄司 | 辻忠直 | 機械獣・ロッドR2 |
10月7日 | 45 | 悪魔の標的 光子力研究所! | 笠井由勝 | 森下圭介 | 福本智雄 | 機械獣・バジルF7 | |
10月14日 | 46 | 忍法ふたご機械獣 登場 | 高久進 | 西沢信孝 | 白土武 | 辻忠直 | 機械獣・ブラザスS1 機械獣・ブラザスS2 |
10月21日 | 47 | 壮絶! 地獄のW作戦 | 山浦弘靖 | 落合正宗 | 伊賀章二 | 伊藤岩光 | 機械獣・マンドラM3 機械獣・バズラーQ5 |
10月28日 | 48 | ボスロボット 戦闘開始!! | 藤川桂介 | 芹川有吾 | 中村一夫 | 福本智雄 | 機械獣・カジモフT7 |
11月4日 | 49 | 発狂ロボット 大奮戦 | 高久進 | 山吉康夫 | 森利夫 | 機械獣・ガンビーナM5 | |
11月11日 | 50 | 撃墜!! ジェット・スクランダー | 藤川桂介 | 白根徳重 | 森下圭介 | 秦秀信 | 機械獣・ブリーバーA3 |
11月18日 | 51 | 地獄の暗殺者 ドクロ軍団! | 高久進 | 大貫信夫 | 上村栄司 | 福本智雄 | 機械獣・ダガンG3 |
11月25日 | 52 | 甲児ピンチ! さやかマジンガー 出動! | 山浦弘靖 | 芹川有吾 | 若林哲弘 | 秦秀信 | 機械獣・バズソンM1 |
12月2日 | 53 | 二段変身!! 目くらまし機械獣 | 藤川桂介 | 西沢信孝 | 中村一夫 | 秦秀信 | 機械獣・ダブルフェイザーV1 機械獣・ダブルフェイザースモール |
12月9日 | 54 | 炸裂!! 強力ロケットパンチ!! | 白根徳重 | 森下圭介 | 勝又激 | 機械獣・ジェイサーJ1 | |
12月16日 | 55 | 富士山 大直滑降作戦 | 高久進 | 山田勝久 | 細谷秋夫 | 秦秀信 | 機械獣・ブローグンG3 |
12月23日 | 56 | 強奪された 超合金Z! | 西沢信孝 | 森下圭介 | 機械獣・ユーバリンT9 機械獣・サタングロースP10 | ||
12月30日 | 57 | Dr. ヘル 日本占領!! | 藤川桂介 | 芹川有吾 | 若林哲弘 | 勝又激 | 機械獣・バルモスQ7 |
1974年 1月6日 |
58 | 前線基地 地獄城!! | 大谷恒清 | 中村一夫 | 秦秀信 | 機械獣・ジャイアンF3 機械獣・タイターンG9 | |
1月13日 | 59 | 地獄城 悪魔の戦闘宣言!! | しらとたけし | 森利夫 | 機械獣・タイターンG9 | ||
1月20日 | 60 | マジンガーZ 秘密兵器発射!! | 佐々木皓一 | 細谷秋夫 | 下川忠海 | 機械獣・デスクロスV9 | |
1月27日 | 61 | 宿命のロボット ラインXの歌 | 高久進 | 西沢信孝 | 森下圭介 | 秦秀信 | 機械獣・リバーF9 ラインX1 |
2月3日 | 62 | 意外?! ボスロボット空中飛行 | 山浦弘靖 | 芹川有吾 | 若林哲弘 | 山口俊和 | 機械獣・ナイターン03(ゼロスリー) |
2月10日 | 63 | 爆弾を抱えた 美少女 | 藤川桂介 | しらとたけし | 森利夫 | 秦秀信 | 機械獣・ファンガスB7 |
2月17日 | 64 | 女007対ブロッケン殺人鬼 | 高久進 | 山田勝久 | 木場田実 | 機械獣・デビルチーフA7 | |
2月24日 | 65 | 風が運んだ 風船爆弾!! | 藤川桂介 | 佐々木皓一 | 細谷秋夫 | 機械獣・マリオンP3 | |
3月3日 | 66 | 姿なき殺し屋 ジェノバM9 | 高久進 | 大谷恒清 | 森下圭介 | 下川忠海 | 機械獣・ジェノバM9 |
3月10日 | 67 | 泣くな甲児! 十字架にかけた命 | 山浦弘靖 | 芹川有吾 | 若林哲弘 | 秦秀信 | 機械獣・モントスQ3 エスピオナージR1(エリカ) |
3月17日 | 68 | 地獄の用心棒 ゴーゴン大公 | 藤川桂介 | しらとたけし | 森利夫 | 機械獣・スケルトンO7 妖機械獣・グシオスβIII | |
3月24日 | 69 | 空中溶解! ホバーパイルダー | 高久進 | 西沢信孝 | 奥山玲子 | 妖機械獣・グシオスβIII | |
3月31日 | 70 | 不死身の指揮官 兜甲児!! | 藤川桂介 | 山田勝久 | 佐藤進 | 下川忠海 | 妖機械獣・ミノスΜ7 |
4月7日 | 71 | 危機突破!! 新パイルダーGO!! | 佐々木皓一 | 窪秀己 | 秦秀信 | 妖機械獣・ユニコーンΣ2 | |
4月14日 | 72 | 必殺!! 大車輪 ロケットパンチ | 大谷恒清 | 森下圭介 | 福本智雄 | 妖機械獣・アポロンΑ1 | |
4月21日 | 73 | 誘拐された マジンガーZ | 高久進 | 山吉康夫 | 森利夫 | 秦秀信 | 妖機械獣・ケントールγ7 |
4月28日 | 74 | 壮絶!! アフロダイAの最後!! | 藤川桂介 | 明比正行 | 白土武 | 山崎誠 | 妖機械獣・パルピアΠ7 |
5月5日 | 75 | 決死の攻撃! ゴーゴン機械獣 | 笠井由勝 | 角田紘一 | 浦田又治 | 妖機械獣・サーペンターΙ6 | |
5月12日 | 76 | 世紀の恋人 ダイアナンA! | 高久進 | 山田勝久 | 窪秀己 | 秦秀信 | 妖機械獣・ドラゴΩ1 (Ωは上下逆に表記され「ガメオ」と読む) |
5月19日 | 77 | 瀕死の参謀 ブロッケン伯爵 | 藤川桂介 | 西沢信孝 | 森下圭介 | 鶴岡孝夫 | 機械獣・ブラスターA7 |
5月26日 | 78 | あしゅら男爵 太平洋に散る!! | 佐々木皓一 | 佐藤進 | 浦田又治 | 妖機械獣・エレファンスγ3 | |
6月2日 | 79 | マジンガー 爆発1秒前!! | 山浦弘靖 | 白土武 | 山崎誠 | 機械獣・ジェットファイアーP1 妖機械獣・グリークスψII | |
6月9日 | 80 | バードス島の 罠にかゝれ!! | 藤川桂介 | 山吉康夫 | 窪秀己 | 鶴岡孝夫 | 機械獣・ブラッキーF2 |
6月16日 | 81 | 地獄で眠れ!! 兜甲児!! | 明比正行 | 落合正宗 | 山崎誠 | 機械獣・トリプルL5 | |
6月23日 | 82 | 悪魔の手に渡った マジンガーZ | 山田勝久 | 若林哲弘 | 秦秀信 | 妖機械獣・ボルグΥ2 | |
6月30日 | 83 | 初見参!! 妖怪参謀ピグマン子爵!! | 大谷恒清 | 森下圭介 | 浦田又治 | 機械獣・キケロスN9 | |
7月7日 | 84 | 深海はマジンガーZ の 墓場だ!! | 佐々木皓一 | 窪秀己 | 秦秀信 | 妖機械獣・ポセスΟII | |
7月14日 | 85 | 怪奇!! 黒い影の襲撃!! | 山吉康夫 | 森利夫 | 浦田又治 | 機械獣・レイヤスD5 | |
7月24日 | 86 | 総攻撃! 死のトリプル大作戦 | 山浦弘靖 | 田宮武 | 落合正宗 | 秦秀信 | 機械獣・ボーネストS9 妖機械獣・パーラスΔV |
7月28日 | 87 | 爆死!! 恐怖のピグマン子爵!! | 藤川桂介 | 山田勝久 | 窪秀己 | 鶴岡孝夫 | 機械獣・グローリーR2 |
8月4日 | 88 | 生か死か?! 地獄島必死の攻防戦!! | 明比正行 | 森下圭介 | 山崎誠 | 機械獣・ハーケンシュミットX9 | |
8月11日 | 89 | 待ったなし!! 驚異の地底4,000M(メートル)!! | 大谷恒清 | 窪秀己 | 浦田又治 | 妖機械獣・ギラニアβ5 | |
8月18日 | 90 | 怒れシロー!! 母の面影を撃て!! | 田宮武 | 落合正宗 | 秦秀信 | 機械獣・クラバスP9 | |
8月25日 | 91 | ラスト・チャンス!! Dr.ヘル死の決戦!! | 笠井由勝 | 森利夫 | 鶴岡孝夫 | 機械獣・ハリビューンV6 機械獣・サイガO3 | |
9月1日 | 92 | デスマッチ!! 甦れ我等の マジンガーZ!! | 明比正行 | 森下圭介 | 山崎誠 | 人間型戦闘獣・グラトニオス 魚類型戦闘獣・ビラニアス |
アニメ映画
東映まんがまつりで、アニメ映画化。
- 『マジンガーZ』1973年3月17日公開
- テレビ版第5話を上映。
- 『マジンガーZ対デビルマン』1973年7月18日公開
- 登場した機械獣:マジンガーZ対デビルマン#登場した機械獣を参照。
- 『マジンガーZ対ドクターヘル』1974年3月16日公開
- テレビ版第57話を上映。
- 『マジンガーZ対暗黒大将軍』1974年7月25日公開
- 登場した戦闘獣:マジンガーZ対暗黒大将軍#登場した戦闘獣を参照。
決め技
- 機械獣・ガラダK7(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- 機械獣・ダブラスM2(ガラダの鎌で首を切断後、光子力ビームを食らって爆死)
- 機械獣・グロマゼンR9(ブレストファイヤーをバリア展開し、はね返された自らのイオン光線でドロドロに溶解)
- 機械獣・ガイアQ5(サルードへ帰還しようとする背後へミサイルパンチを食らい爆発)
- 機械獣・キングダンX10(ブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・ザイラ(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- 機械獣・ダンチェル(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- 機械獣・オゾネスB3(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・アブドラU6(電撃風のブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・デイモスF3(ブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・ダイアンN4(アフロダイのミサイルに気を取られた隙に二度目のフィンガーミサイルで爆死)
- 機械獣・ブライトンJ2(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- 機械獣・バイコングO9(光子力ビームで弱点の角を破壊され爆死)
- 機械獣・ゴロンゴS2(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- モーダイルス(スパルタンの盾で殴られてKO)
- 機械獣・スパルタンK5(Zを倒す寸前でヘルの仕掛けた爆弾により爆死)
- 機械獣・チグルE7(ロケットパンチで両腕と首を吹き飛ばされバッタリ倒れる)
- 機械獣・ゴリアスW3(ジャイアントスイングで狂い自分の電磁ムチで自滅)
- 機械獣・バルカンP5(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- 機械獣・ホルゾンV3(地中に逃れようとしたところを両足をZに掴まれ怪力で腰から引きちぎられて爆死)
- 機械獣・グロッサムX2(自らの放った誘導魚雷が直撃して自滅)
- 機械獣・デビラーX1(ブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・ストロンガーT4(光雄の救助後、ブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・ワインダーA2(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・バランガM1(一斉に体当たりするもZにかわされ同士討ち爆死)
- 機械獣・バランガM2(光子力ビームで爆死)
- 機械獣・ダムダムL2(車輪をアフロダイのミサイルで破壊され、ルストハリケーンで粉砕)
- 機械獣・ジンライS1(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・エアロスB1(富士山のマグマ層に突入し消滅)
- 機械獣・エアロスB2(富士山の火口に突入し消滅)
- 機械獣・エアロスB3(ルストハリケーンで粉砕)
- 機械獣・ダイマーU5(ブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・ベルガスV5(頭部以外はルストハリケーンで破壊され、頭部は蹴り飛ばされて基地内で爆発)
- 機械獣・ホーガスD5(Zに崖下へ蹴り落とされたショックで狂い頭部の高圧電流で自滅)
- 機械獣・グレンゴーストC3(振り回されながら一瞬のスキを突いたマジンパワーで逆に地面に叩きつけられ爆死)
- 機械獣・ブルタスM3(胸のダイヤを光子力ビームで破壊された後、背後からブレストファイヤーを浴びてドロドロに溶解)
- 機械獣・メガロンP1(パイルダーミサイルで頭部を破壊され光子力ビームで爆死)
- 機械獣・メガロンP2(パイルダーミサイルで頭部を破壊されブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 機械獣・メガロンP3(パイルダーミサイルで羽根に穴が開いて墜落)
- 機械獣・ゲルベロスJ3(リフトアップから地面に叩きつけられ光子力ビームを受けて爆死)
- 機械獣・バラスK9(腹からミサイルを発射しようとしたところに光子力ビームを食らい引火して爆死)
- 機械獣・ジェノサイダーF9(光子力ビームを受けて爆死)
- 機械獣・デスマA1(ルストハリケーンでボロボロに腐食)
- 機械獣・グラナダE3(空中でブレストファイヤーを浴びて粉砕)
- 機械獣・ロクロンQ9(ブレストファイヤーを浴びて墜落し爆死)
- 機械獣・アーチェリアンJ5(ルストハリケーンで爆死)
- ミネルバX(背後からアフロダイのミサイルが直撃し倒される)
- 機械獣・ザリガンG8(海底要塞サルードの爆発と運命を共にした)
- 機械獣・グレイダーF3(胴体を光子力ビームで破壊され、頭部はスクランダーに刺さり道連れに自爆しようとして振りほどかれ爆発)
- 機械獣・カーマK5(翼をちぎられて墜落した後にブレストファイヤーを浴びてドロドロに溶解)
- 機械獣・デルダンV8(ブレストファイヤーを浴びてドロドロに溶解、しつこく巻きついた尻尾はバラバラに引きちぎられた)
- 機械獣・ジャイローンJ1(スクランダーでプロペラを破壊され墜落したところへ光子力ビームを受けて爆死)
- 機械獣・ロッドR2(ルストハリケーン〜ロケットパンチのコンボで粉砕)
- 機械獣・バジルF7(ロケットパンチ〜ブレストファイヤーのコンボで爆死)
- 機械獣・ブラザスS1・S2(逃げるところをまとめて光子力ビームで破壊された)
- 機械獣・マンドラM3(ブレストファイヤーでバズラーQ5と共に爆死)
- 機械獣・バズラーQ5(ブレストファイヤーでマンドラM3と共に爆死)
- 機械獣・カジモフT7(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・ガンビーナM5(Zに首を蹴り落とされアフロダイAのミサイルを食らって爆死)
- 機械獣・ブリーバーA3(ロケットパンチでバラバラにされルストハリケーンで粉砕)
- 機械獣・ダガンG3(ルストハリケーン〜ロケットパンチのコンボで粉砕)
- 機械獣・バズソンM1(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・ダブルフェイザースモール(ブレストファイヤーを受け墜落後、V1により埋葬)
- 機械獣・ダブルフェイザーV1(ブレストファイヤーで赤熱化したところを研究所のバリア突端へ激突させられて爆死)
- 機械獣・ジェイサーJ1(時間差で放った強化ロケットパンチが貫通し、地面に激突して爆死)
- 機械獣・ブローグンG3(光子力ビームで爆死)
- 機械獣・ユーバリンT9(サタングロースへジャパニウムをパスしたところにアフロダイAのミサイルが直撃して爆死)
- 機械獣・サタングロースP10(ブードへジャパニウムを渡したところにブレストファイヤーを浴びてドロドロに溶解)
- 機械獣・バルモスQ7(スクランダーで弱点の首を切断後、頭部を光子力ビームで、胴体をブレストファイヤーで破壊された)
- 機械獣・ジャイアンF3(パイルダーミサイルを顔面に受け、アフロダイAのミサイルとキックでキャタピラを破壊されてバランスを崩し、転倒して爆死)
- 機械獣・タイターンG9(新兵器アイアンカッターで頭から真っ二つにされ爆死)
- 機械獣・デスクロスV9(新兵器ドリルミサイルの餌食となった)
- 機械獣・リバーF9(ラインX1のムチが足に巻きついて地面に叩きつけられ爆死)
- ラインX1(Zに敗北し、頭部のムチで自決)
- 機械獣・ナイターンO3(ブレストファイヤーでとどめ)
- 機械獣・ファンガスB7(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・デビルチーフA7(ロケットパンチ〜光子力ビームのコンボで爆死)
- 機械獣・マリオンP3(両腕のP1・P2をアフロダイのミサイルで破壊され、ロケットパンチ〜ブレストファイヤー〜光子力ビームのコンボで爆死)
- 機械獣・ジェノバM9(Zに敗北し自分の銃で頭部を撃って自決)
- エスピオナージR1(鉄十字軍団のシュマイザー機関銃で射殺される)
- 機械獣・モントスQ3(弱点の眉間にドリルミサイルを撃ち込まれ爆発)
- 機械獣・スケルトンO7(アイアンカッターで頭部を切断され爆発)
- 妖機械獣・グシオスβIII(アイアンカッターで切り裂かれたところへ光子力ビームを浴びて爆死)
- 妖機械獣・ミノスΜ7(重戦車Zの誘導で地雷を踏み爆死)
- 妖機械獣・ユニコーンΣ2(光子力ビームを食らい爆死)
- 妖機械獣・アポロンΑ1(新兵器・大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 妖機械獣・ケントールγ7(ブレストファイヤーでドロドロに溶解)
- 妖機械獣・パルピアπ7(アイアンカッターで真っ二つにされ光子力ビームでとどめ)
- 妖機械獣・サーペンターΙ6(飲み込もうとしたボロットから滅茶苦茶に振り回した剣で首を切られ爆死)
- 妖機械獣・ドラゴΩ1(大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 機械獣・ブラスターA7(ブレストファイヤーで体を破壊されアイアンカッターで首を切断〜首をZに放り投げられグールに乗ったままコバルト爆弾が爆発)
- 妖機械獣・エレファンスγ3(大車輪ロケットパンチ〜光子力ビームのコンボで爆死)
- 妖機械獣・グリークスψII(Zに盾にされたままジェットファイアーのミサイルを食らい爆死)
- 機械獣・ジェットファイアーP1(自爆寸前にZに腹を蹴られて脱出され、そのまま爆発四散)
- 機械獣・ブラッキーF2(きりもみ落下するボロットに頭部を踏まれたまま地面に激突して爆発)
- 機械獣・トリプルL5(ダイアナンに羽交い絞めされたままロケットパンチを食らい爆死)
- 妖機械獣・ボルグΥ2(ボロットに押さえつけられて大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 機械獣・キケロスN9(冷凍光線で凍らされルストハリケーンでドロドロになった)
- 妖機械獣・ポセスΟII(大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 機械獣・レイヤスD5(スクランダークロスを阻止しようとZへ特攻するもスクランダーと激突して爆死)
- 妖機械獣・パーラスΔV(ブレストファイヤー〜ルストハリケーンのコンボで粉砕)
- 機械獣・ボーネストS9(ドリルミサイルを食らって爆死)
- 機械獣・グローリーR2(大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 機械獣・ハーケンシュミットX9(大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 妖機械獣・ギラニアβ5(スカーレットビームでとどめを刺される)
- 機械獣・クラバスP9(大車輪ロケットパンチを食らい爆死)
- 機械獣・ハリビューンV6(ブレストファイヤーで爆死)
- 機械獣・サイガO3(ブレストファイヤーで爆死)
- 人間型戦闘獣・グラトニオス(グレートブーメランで首を切断されサンダーブレークで爆死)
- 魚類型戦闘獣・ビラニアス(マジンガーブレードを投げつけられ口から後頭部へ貫通して爆死)
マジンガーZの流れを汲む作品
テレビアニメ
- グレートマジンガー
- UFOロボ グレンダイザー
- サイコアーマー・ゴーバリアン
- ゴッドマジンガー
- 真マジンガー 衝撃! Z編
この他にもシリーズ完結編として、上記のものと異なるゴッド・マジンガーが企画されていたが、実現には至らなかった。
OVA
- ダイナミックスーパーロボット総進撃!!
- マジンカイザー
- マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
- CBキャラ 永井豪ワールド
- オレは悪魔だデビルマン!
- オレは強いぞマジンガーZ
- これが最後だバイオレンスジャック!
- マジンカイザーSKL
この他、1980年代中頃に『大魔神我』というタイトルのOVA作品が企画されたことがある。この作品は脚本までは完成していた[3]ものの、諸事情[4]により制作中止となっている。スタッフは監督・キャラクターデザイン・作画監督に平野俊弘、脚本に會川昇、メカ監修に大畑晃一、メカニックデザイン・メカニック作画監督に大張正己が予定されていた。
なお頓挫した企画のエッセンスは、スーパーロボット特有の派手で荒唐無稽な面が『破邪大星ダンガイオー』に、志向していたハードで重厚なドラマが『大魔獣激闘 鋼の鬼』に受け継がれた。両作ともメインスタッフとして前述の面々が参加している。
漫画
- 永井豪作品
- MAZINGER
- 通称USAマジンガー。1988年12月にアメリカのFirst Publishing社から発行された海外オリジナル漫画。近未来の地球からマジンガーと共に転移されてきたキャプテン・カブトが異世界で戦うといったファンタジー風の物語。日本では講談社から『MAZINGER U.S.A.Version』、トレヴィル社から『MAZINGER』が発行されている。
- 少年・兜甲児が盲目の黒人空手家ジム・マジンガ(Zのカラーリング風ジャージ着用)に肩車されてジムのナビゲートを果たすことにより「パイルダー・オン」を表現。アフロダイはアフロヘアーの黒人女性、対する敵は悪の空手家「独田地獄斎」などが登場するセルフ・パロディ。また、鉄の城編での兜一家は空手家となっているほか、門弟の中にはグレートマジンガーの主人公、剣鉄也の姿もあるが登場して直後に地獄斎の放った刺客によって殺害されている。
- 思い出のK君
- 「少年ワールド」1979年12月号に掲載されたパロディ。ハンドル付のマシンの怪物・マジンガーZが登場する。
(ぱふ1980年6月号に再録)
- 冒頭、大破したマジンガーZが登場する。
- 永井豪以外の作品
- 『月刊チャンピオンRED』連載)上記の真マジンガー 衝撃! Z編のサポート連載。
- マジンガー乙女(漫画:立花未来王とダイナミックプロ)
- 2009年10月8日より『フラッパーモバイル』でケータイコミック配信。女性型アンドロイド・魔神瀬戸をはじめとするダイナミックプロ登場ロボットを女性化したキャラが登場するコメディ。2010年2月にはメディアファクトリーより単行本が発売。
小説
- スーパーロボット大戦(全3巻) 講談社刊
- 作者はダイナミックプロ出身で『Z』や『グレート』のアニメ化に際し企画・設定の中心人物として活躍した後、作家に転向した団龍彦。表紙イラスト及び挿絵、後述の小説オリジナルメカのデザインを石川賢が担当している。
- かつての「東映まんがまつり」に於ける劇場版クロスオーバー作品の系譜を踏襲する内容であり、『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』の後日談を舞台としている。
「スーパーロボット大戦 (小説)」を参照
ゲーム
- マジンガーZ(アーケードゲーム) バンプレスト
- 登場ロボットはマジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザーの3体から1体を選択し、プレイする縦スクロールシューティングゲーム。通常ショット以外に同ボタン使用の溜め撃ちショットや敵弾を消去できるパンチ攻撃、回避ボムとなる必殺攻撃の3ボタン使用する。溜め撃ちショットや回避ボム使用時には必殺技名をそれぞれのパイロットの声優が喋って攻撃をする。なおこの作品は富山敬が存命時に発売されたため、デューク・フリードの声優はアニメオリジナルである。
映像ソフト化
- 1980年代に傑作選の形でVHS/βビデオが発売。
- 1994年にロケットパンチBOX(1~32話)、ブレストファイアーBOX(33~64話)、ジェットスクランダーBOX(65~92話)の全3巻でLD-BOXが発売。
- 2002年11月21日に第1巻、2003年2月21日に2巻のDVD-BOXがそれぞれ発売。
- 2004年7月21日〜2005年2月21日に単品のDVDが発売。全8巻で1〜2、5〜6巻は11話、3〜4,7〜8巻は12話収録。
脚注
- ↑ ここでの「巨大ロボットアニメ」は「人間が搭乗して操縦するロボット」という意味である。「外部から遠隔操作」を含めれば月刊『少年』1956年7月号別冊付録に掲載された『鉄人28号』が最初。本作よりも少し早く1972年(昭和47年)10月4日から人間が巨大ロボットと融合して闘うアニメ『アストロガンガー』が放送されている。ただし主役のヒーローとなるロボットでなく、悪役の「怪ロボット」には有人操縦のものが過去にも存在する(1952年に映画祭で公開、1953年に一般公開されたフランス映画『やぶにらみの暴君』の灯台様ロボット、昭和33年(1958年)の東真一郎の貸本漫画『怪獣ラバン』に登場するラバン17号、及び『怪獣ラバン』を焼き直して昭和41年(1966年)5月22日~7月3日に週刊少年マガジンに連載された『墓場の鬼太郎』の『大海獣』に登場した鉄の大海獣等。永井が愛読したという「鉄腕アトム」の「火星探検」(1954年)にも、目測3~4mほどの人が乗り込む戦闘ロボット兵器が登場する)。
- ↑ 『グレートマジンガー』企画書によると、ヘルは最終決戦後も秘かに生き延びており、ブロッケン伯爵らと共に新たな機械獣軍団を駆使して再起を図ろうとしている、という設定だった。が、突如バルマン将軍率いるミケーネ戦闘獣軍団の襲撃を受けて幹部と機械獣軍団は壊滅、ヘル自身も命乞いも空しく惨殺され脳を取り出される、という更に悲惨な末路を辿っている。
- ↑ 會川昇著小説版『大魔獣激闘 鋼の鬼』(徳間書店アニメージュ文庫)による。
- ↑ 一部への根回ししか行われていない段階で情報と準備稿が漏洩し、これを入手したあるアニメ雑誌が無断で掲載してしまったことで版権絡みの問題が発生してしまい、結果、著作権関係者の許諾を得られなくなり制作が不可能になったと言われている。
関連項目
- ロケットパンチ
- スーパーロボット
- 光子力
- 桜多吾作 - マジンガーシリーズの漫画化版を執筆。
- マジン・サーガ - 作者本人によるリメイク作品
- Zマジンガー - 作者本人によるリメイク作品
- パンダーゼット - 公認のパロディ作品
- Mazinga Z 3D by Gianni Soldati (italian)
|